スマホカメラの進化はめざましく、プロのような写真が撮れるようになりました。しかし「なんだかSNSで人気の写真みたいに撮れない…」と悩む方は多いのではないでしょうか？楽しい思い出は、なるべく綺麗に写真に残したいですよね。
実は、ちょっとしたポイントをおさえれば、誰でも良い写真が撮れるようになるのです。SNSにアップする写真もレベルアップするかもしれません。ぜひ参考にしてくださいね。
いいねが増える！スマホでおしゃれな写真を撮るコツ
良い写真を撮るための心構え
見せたいものは何かを意識する
何を見せたいかを意識することは、上手に写真を撮るうえで最も重要なことではないでしょうか。例えば、花の美しさを伝えたい場合は、周辺にある家具や生活雑貨など関係ないものが写り込まないようにします。
そうすることで、花以外の部分に目移りせず、魅力が最大限伝えられる写真になります。
光の向きや明るさに気を配る
被写体に対して、どのように光が当たっているのかや、明るさを意識するだけでも写り具合はガラッと変わります。
例えば、食べ物や花を撮影する場合は、明るく撮ると清潔感が出るのでおすすめです。対して、建物や夕日、森などを撮影する場合は、暗めに撮ることでどっしりした迫力が出ます。被写体に合わせて変えてみると面白いですよ！
グリッド線や連写など、便利機能を活用する
スマホには撮影を手助けする便利機能があるので活用しましょう。
グリッド線とは、撮影画面に表示されるマス目のような線です。例えば、海で撮影する場合、グリッド線に海岸線を合わせるだけでも、バランスの整った写真になります。
また、子どもや動物など、動きの速いものを撮影する場合には、タイミングを逃さないよう連写機能を利用すると良いです。
プロも実践！基本の構図を意識しよう
三分割構図
主役と脇役を配置するパターンを構図といいますが、「三分割構図」はその代表的なものです。
これは、写真を縦と横にそれぞれ三分割した直線（グリッド）の交点に被写体を置くものです。バランスの良い写真になりやすく、おしゃれな雰囲気も出せます。
自分の写真がなんとなく平凡な感じがする、おしゃれに撮りたいという方は、一度三分割構図を意識して撮影してみてくださいね。
日の丸構図
日の丸構図はその名の通り、真ん中に主役となる被写体を配置した構図です。
一見平凡になりやすい構図ではありますが、被写体を強調できるのでインパクトのある写真に仕上がり、何を伝えたいかがはっきり分かります。
より強調したい場合は、被写体に光を当てて明るくすると良いでしょう。
トンネル構図
トンネル構図とは、被写体を他の脇役で囲むようにして撮る構図です。例えば、トンネルを抜けた先の絶景を撮りたい場合には、トンネルの内部を含めて撮影することで、景色の美しさが引き出されます。洞窟や神社の鳥居、和室から見た庭園などをトンネル構図で撮影するとプロのような写真が撮れますよ！
【被写体別】上手な写真を撮るコツ
食べ物は明るめに撮る
食べ物をおいしそうに写すためには、明るめを意識して撮影するのがポイントです。暗いと鮮度が失われた印象になってしまうためです。
具体的には、カメラの明るさ設定を上げたり、光が当たる窓際などで撮影するといった工夫です。
明るすぎると影がなくなり、のっぺりした印象になってしまうため、蛍光灯などよりも自然光を当てると良いでしょう。
動物は目線を合わせて
動物を撮影する際は、なるべくその動物の目線までレンズをおろして撮影するのがおすすめです。
上から撮影すると、どこか記念撮影のような写真になってしまったり、いつも同じようなイメージになってしまいますよね。目線を合わせることで、動物もリラックスした表情を見せてくれますし、イキイキとした動きを捉えられます。
人物撮影は光を意識
人物を撮影する際、光の位置関係により印象が変わります。具体的には次の通りです。
- 順光（撮影者側に太陽がある）：顔がくっきりと写り、かための印象
- 逆光（被写体側に太陽がある）：髪が柔らかく写り、優しい印象
- サイド光（被写体の横に太陽がある）：顔に明暗ができ、存在感が出る
集合写真などの記録用には順光、雰囲気の良い写真を撮る際には逆光やサイド光を使うと良いかもしれません。撮りたいイメージによって変えてみると面白いです。
植物は近づいて撮る
植物は、思い切り近づいて撮影してみましょう。花や葉が画面いっぱいに写ることで、インパクトのある鮮やかなイメージの写真になります。
また、あえて下から撮影してみると、空の色が綺麗ですし、花びらが透けたようになりとても美しいですよ！チューリップやヒマワリなどはこの撮り方がおすすめです。
まとめ
今日から実践できる、スマホ撮影のちょっとしたコツをご紹介しました。スマホカメラは進歩しており、デジカメのような写真が簡単に撮れます。
うまく写真が撮れたり、SNSのいいねが増えるのは充実感につながり嬉しいものです。
また、出かけるのが一段と楽しくなったり、いつもより被写体に近づいてみることで、新しい発見もできるかもしれません。
理想の写真が撮れずに悩んでいる方は、ぜひ参考にして、スマホカメラを使いこなしてみてくださいね。
