「仕事中なのに眠気が襲ってきて困った…」誰でもこんな経験があるのではないでしょうか?特にポカポカ陽気の日や食後は睡魔に襲われてしまうことが多いですよね。
今回はそんな困った眠気の対策について深掘りしていきます。すぐにできる眠気覚ましの方法をご紹介するので、仕事中に睡魔に襲われてももう大丈夫!ぜひ参考にしてくださいね。
眠気を撃退したい方必見
そもそもなぜ日中に眠くなるの?
睡眠時間の不足
日中に眠くなる一番の原因は、夜の睡眠時間が不足していることです。日本の成人に必要な睡眠時間は約6〜8時間と考えられています。※
年齢やその日の活動度合いによって変わってきますが、睡眠時間が6時間未満と短く、日中の睡魔に悩まされている人は、寝る時間や生活習慣の改善をした方が良いかもしれません。
参考:厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針」https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000047221.pdf
睡眠の質が悪い
睡眠時間を十分に確保しても睡眠の質が悪いと、体や脳の疲れが取れません。「寝たのに寝た気がしない、疲れが取れていない」という人は睡眠の質の見直しをしてみてはいかがでしょうか?
睡眠の質を下げてしまう要因としては、
- 寝る前のスマホの見過ぎやアルコールの摂取
- 寝る直前の食事など
が挙げられます。これらを控えることでぐっすりと眠れるでしょう。
ホルモンバランスの崩れ
これは女性特有ですが、ホルモンバランスの崩れでも日中に眠くなることがあるようです。特にPMS(月経前症候群)の不調の一つとして、眠りが浅くなり、日中に眠気が増すことがあります。
筆者が不調を感じたときは、湯船に浸かったり、温かいものを食べるなどして体を温めたうえで、いつもより少し長い睡眠時間を確保するようにしています。
参考:大塚製薬「PMSラボ」https://www.otsuka.co.jp/pms-lab/column/sleep.html
道具いらず!すぐできる眠気覚ましの方法
眠気覚ましのツボを押す
睡魔に襲われたら、眠気覚ましに効果があるとされるツボを押してみましょう。具体的には、目頭や首の後ろのくぼみを両手で優しく押したり、手のひらの真ん中を痛気持ちいい位の強さで押すと良いです。
効果は人それぞれですが、気分がスッキリします。道具要らずで、机に座りながらすぐできるのでぜひ試してみてください。力が強すぎるとアザになってしまうので注意してくださいね!
ストレッチをする
ストレッチをすることで、血行が良くなり、眠気が飛びます。筆者は、両手を伸ばして背伸びをしたり、首を後ろに倒して5秒程度キープするストレッチを実践していますが、とても効果的です。
3〜4分時間があれば、ラジオ体操をしたり、YouTubeにあるストレッチ動画を見て一緒に体を動かすのも良いですね。猫背や肩こりの解消にも効果的で一石二鳥です。
1分だけ目を閉じる
眠くなったら、思い切って寝てみるのも手です。とはいえ仕事中…。勝手にお昼寝をすることは難しいですよね。そんなときは、タイマーをセットして1分だけ目を閉じてみてはいかがでしょうか?
脳の動きを一時的にストップさせることでリフレッシュでき、意外に頭と目がスッキリしますよ!眠気が襲ってくることが予想される、午後一番の会議前などに実践するのもおすすめです。
ちょっとしたテクニックでパッチリと目を覚ます方法
カフェインを摂る
コーヒーや紅茶からカフェインを摂るのは眠気覚ましの鉄板ですね。カフェインは眠気覚ましの他にも、疲労回復効果や集中力を高める効果が期待できます。
カフェインの多い飲み物としては、コーヒーや紅茶、緑茶、エナジードリンクなどがあります。チョコレートにもカフェインが少し含まれています。
一方で、カフェインを摂りすぎると夜眠れなくなるため、ほどほどにしましょう。
メントールを塗る
なかなか取れない強い眠気への対策には、メントールを塗るという手段もアリです。これは、メントールが含有されているリップクリームや軟膏を鼻の下に少量塗る方法です。スッとした香りや刺激で眠気が一気に覚めますし、気分もリフレッシュできます。
目の下などには塗らないようにしましょう。また、クリームや軟膏が肌に合わない方は使用を控えてください。
洗顔や冷却シートなどで顔を冷やす
睡魔に襲われたら、顔を冷やすのもおすすめです。冬の朝「寒すぎて目が覚めた!」という経験はありませんか?体が冷えると、眠気が覚めることがあります。
具体的には、顔を洗ったり、冷却シートをおでこに貼ると良いです。
真夏でなければ、水道水の冷たい水を使った洗顔でも十分効果があるので試してみてください。
まとめ
仕事を頑張らなきゃいけないのに、どうしても眠い…という経験は誰でもありますよね。意志だけではどうにもできない眠気には困ったものです。しかし、ちょっとした対策で眠気を飛ばすことができますので、できる範囲で試してみてください。ぜひ参考にして、仕事の生産性をアップしてくださいね!
ただし、頑張りすぎずにしっかりと休憩を取ったり、夜きちんと眠るのも重要です。日中の眠気が毎日のように続く人は、生活習慣も見直してみてはいかがでしょうか?