今やスーパーやコンビニなどでも見かけるロカボ商品。
健康を気にしてロカボ商品を手にする方も多くいるのではないでしょうか?
ロカボについて詳しく知ることで、効果的に病気の予防や体質改善ができるかもしれません。身近で買えるようになってきたロカボ商品を取り入れて、健康的に食事を楽しめたら良いですよね。
今回は「今話題のロカボとは?健康を考える上で大切なこと!」と題し、まとめていきます。
今話題のロカボ
ロカボとは?
ロカボとは【糖質(糖や炭水化物)を制限した食事やその食事法】のこと。
語源はlow carbohydrate(低炭水化物)の略であるローカーボ(Low Carb)で、「ロカボ」は一般社団法人「食・楽・健康協会」の登録商標です。
糖質制限の食事法は、糖尿病などの予防や治療のために長い間用いられてきました。
2000年代になるとダイエット目的のローカーボが世界的に広がりを見せます。
同協会によると「おいしく楽しく適正糖質を取る」ことを推奨しているロカボ。 具体的には、1食で摂取する糖質量を20~40gにするというものです。 これを3食と間食で10g、1日で70~130gとしています。 厚生労働省が出している食事摂取基準量 これと比べると、ロカボの基準がいかに低いかがわかります。 ただ、ロカボは糖質を抑えるだけで、これ以外のカロリーや脂質、たんぱく質などに制限はありません。 糖質の量だけ気にしていれば、おなかいっぱい食べてもよいということです。 日本人は昔に比べ、食や生活の変化から肥満になり生活習慣病患者が増えています。 生活習慣病とは? 糖尿病・脂質異常症・高血圧・高尿酸血症など生活習慣が深く関係しているとされる疾病の総称です。 また、糖質は心臓病や脳卒中などの原因となる食後高血糖を起こしてしまうことも。 ロカボを取り入れることでダイエットだけではなく、血糖値、血圧、脂質代謝なども改善する効果が期待できます。 糖質が多い食品、少ない食品を知ることで、ロカボ生活を効果的に送ることができます。 主食である米や小麦粉は糖質が多いものの代表とも言えるかもしれません。 また、じゃがいも・さつまいも・カボチャ・とうもろこし・レンコンは糖質が多いので注意が必要です。 野菜類は糖質が少ないものが多く、キャベツやニンジンなど多少糖質が多くても大量に食べるのでなければ、糖質の計算は必要ありません。 また、ロカボの食事法では肉類、魚介類、卵類などは特に制限がないのでメインディッシュをしっかり食べても大丈夫です。 イチゴ、みかん、りんごなどの果実は糖質が多く、干し柿や干しブドウなど干すことで甘みが増すドライフルーツは特に気を付けましょう。 間食として食べるならば、アーモンドやくるみ、ピーナッツなどのナッツ類は糖質が少ないのでお勧めです。 最近はスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどでもロカボ商品がたくさん売られるようになりました。 定番のナッツ類から糖質が高いとされるご飯やリゾットなどのレトルト商品などもあります。 クッキーやプリン、ドーナツも糖質が低く抑えられている商品があるので、デザートに選んでみてはいかがでしょうか? コンビニでは、ローソンがロカボ・健康志向商品の開発に取り組んでいるそうです。 参考:ロカボで健康、はじめませんか。ローソンのおすすめ商品に「ロカボマーク」がついてます。|ローソン研究所 (lawson.co.jp) 低糖質アルコール 最近ではテレビのコマーシャルでも見かけることが多くなりました。 ビールは糖質が多く注意が必要ですが、今は低糖質や糖質ゼロと言われる商品が多数開発されています。 日常的に食べたり飲んだりしているものをロカボ商品に置き換えるだけで、糖質を抑えることができそうです。 東京都内では、ロカボメニューを提供している有名レストランが多数あります。 また、全国展開しているカレーハウスCoCo壱番屋では、ライスのかわりに糖質の少ないカリフラワーを使用したカレーメニューも。 各種ラーメンを提供している幸楽苑では1食あたりの糖質を60%カットしたロカボ麺を開発し、全商品でロカボ麺を選ぶことができます。 今回は今話題になっているロカボについてご紹介しました。 食が豊かになるにつれて、糖質が多くなってしまう日本人の食生活。糖質が多くなると、肥満から生活習慣病になる可能性が高くなるので心配ですね。 今、多くのロカボ商品が店頭に並んでいるということは、それだけ糖質について気にする必要があるのかもしれません。 ロカボ食品を取り入れて無理なく糖質を減らし、健康的な生活を送りましょう。 ロカボの特徴
糖質量の基準
取り入れた場合の効果
ロカボの取り入れ方
食品の糖質
ロカボ商品
ロカボメニュー
まとめ