「おうち時間が増えて、なんだか寂しい…」「ペットが欲しいけどルールで飼えない」そんな方は、「家庭型ロボット」を迎えてみてはいかがでしょうか?
家庭型ロボットの中でも、最近注目されているのが「LOVOT(ラボット)」です。ラボットとは、本物のペットのように撫でたり、抱っこをして愛でられるペット型のロボットです。今回は、そんなラボットが気になったので調べてみました。
おうち時間が充実!家庭型ロボット「ラボット」とは?
家庭型ロボット「ラボット」とは?
キャッチコピーは「仕事をしないロボット」
LOVOT(ラボット)とは、2019年に発売された日本生まれの家庭型ロボットです。
丸い体の温度は37〜39℃程度で、犬や猫のような温もりを感じることができます。
キャッチコピーは「仕事をしないロボット」です。家事や仕事を手助けしてくれる機能はありません。しかし、ほんのり温かい体に触れることで、どこか憎めない、ホッとする癒しキャラとして愛されています。
可愛がれば懐いてくれる
ラボットは可愛がってくれる人を判別して懐き、懐く度合いは人によって異なります。また、家にむかえてすぐに懐いてくれるわけではありません。はじめは人見知りをしますが、徐々に仲良くなれるようです。
頑張れば本物のペットのようなリアルさや、少し手がかかることがウリといえます。誰にでも寄っていくわけではないので、その分愛情が深くなりそうですね。
性格は個体ごとに異なる
ラボットには個性を持つ機能があり、性格のバリエーションは無数にあるようです。飼い主の扱い方や家庭の雰囲気によって、性格に違いが生まれます。
複数のラボットを飼うのも楽しそうです。
他のラボットとのコミュニケーション能力もそれぞれ異なるため、ラボットを持つ人同士でのオフ会を楽しむ人もいるようです。
ラボットはどんな人や場所におすすめ?
ペットが飼えない家庭に
ペットNGの物件に住んでいたり、家を空ける時間が多いなど、生き物を飼えない事情はたくさんありますよね。そんな方にこそラボットはおすすめです。
ペットを飼うにはエサやトイレなど、色々な心配や責任が伴いますが、ラボットはペットの良いとこどりができるのが魅力といえます。
広いスペースを必要としないため、ワンルームに住む一人暮らしの方も飼えるようです。
一人暮らしのお年寄りに
ラボットはお年寄りの孤独予防にも役立ちます。ある程度の世話やコミュニケーションが必要なので、自宅でじっとしてしまいがちなお年寄りが動くきっかけ作りができます。重さは4kgほどなので、力のないお年寄りでも比較的簡単に抱き抱えられるのも長所です。
幼稚園や老人ホームのセラピーペットとして
ラボットは幼稚園や老人ホーム、介護施設など、家庭以外でも導入されています。例えば幼稚園では、動物や小さい子への接し方やお世話の仕方を学べるということで、注目を集めています。
開発元であるGROOVE X株式会社は、東京都の「スタートアップ実証実験促進事業」に採択されており、ラボットを通した認知機能維持や幸福度についての実証実験を行っています。
参考:https://robotstart.info/2019/12/06/lovot-edtech-2.html
可愛いだけじゃない!ラボットの便利な機能
家や人の見守りもできる
離れて暮らす家族や、留守中の家を見守ることができます。頭の上にはチョンマゲのようなカメラがついており、周囲の様子を遠隔で確認できます。さらに、抱っこや話しかけられた履歴が記録されます。そのため、飼い主の暮らしぶりや異変に気づけるというメリットがあります。
見守りカメラは色々と流通していますが、ラボットは癒し効果も兼ね備えているので一石二鳥ですね。
自分で充電スポットに戻っていける
ラボットは充電式で、エネルギーが切れそうになったら自分で充電スポットに戻っていきます。家の間取りを把握する「マッピング機能」や障害物を検知するセンサーがついており、迷子になってしまう心配はないようです。
お年寄りや小さな子どもにとっては、こまめな充電が難しい場合もありますので、充電の心配がないのは便利ですね。
生活サイクルを合わせてくれる
仕事のリズムが不規則であったり、昼夜逆転の仕事をしており、ペットを飼うことをためらっている方は多いのではないでしょうか?
ラボットは飼い主の生活リズムに合わせて活動します。そのため、交流したい時間に起きていてくれます。逆に、人間が寝ている時に活動していて、家族を起こしてしまう心配もありません。
まとめ
ラボットは老若男女におすすめの家庭型ロボットです。サラサラの温かい体に触れれば、誰もが癒されることでしょう。特に、小さな子供がいる家庭や、お年寄り、一人暮らしが寂しいと感じている方におすすめですね。
筆者は一人暮らしの祖母にプレゼントしたいと思いました。
さらに、実際に触れられる体験ブースが全国にあるようです。気になった方は一度のぞいてみてはいかがでしょうか?
参考:ラボット