毎日忙しく働いているのに、貯金がたまらない。
やりたいことがあるのに、お金がなくて実現することができない。
そう思っていても、どうしたらよいのかわからないという方、結構多くいらっしゃるのではないでしょうか?
もし、ライフプランを立てることで夢を実現することができたら、自分の人生の満足度が変わるかもしれません。
自分や家族の夢を実現するためのマネープランニングを、日本FP協会や金融庁も薦めるライフプランという方法を使って解説していきます。
ライフプラン
ライフプランとは
ライフプランとはその名の通り、人生設計のこと。
人生設計とは
漠然とした毎日を過ごすより、夢や目標を持って過ごす方が充実した人生を送ることができるのではないでしょうか? 例えば など、叶えたい夢はたくさんあるでしょう。 ただし、夢や目標はなんとなく思っているだけでは実現できません。 実際に叶えていくには、それらがいつ、どれくらいお金がかかるのかについて把握する必要があります。 そこで、役立つのがライフプラン表。 一目で、自分の人生設計とそれにかかる費用がわかります。 簡単にシミュレーションできるサイトがあるので、いくつかご紹介します。 全国銀行協会 「ライフプランシミュレーション」 サイト:自分で描く未来予想図 ライフプランシミュレーション (zenginkyo.or.jp) 「きほんシミュレーション」は、 を入力するだけで、大まかな結果が出ます。 「くわしくシミュレーション」は、上記に加えて、 などを入力し、より詳しい結果を知ることができます。 金融庁 「ライフプランシミュレーション」 サイト:ライフプランシミュレーション : 金融庁 (fsa.go.jp) 次の12の質問に答えると結果が出ます。 日本FP協会 「ライフプラン診断」 を入力すると、診断結果が出ます。 おおよその結果を確認した後は、実際に自分に合ったライフプラン表を作っていきましょう。 タテ軸 家族全員の名前を入れます。これから家族が増える予定の場合は、それも入れましょう。 それぞれかかる費用を記入できるように、家族名の下にイベント・教育費・住居費など、大きな出費の項目名を入れましょう。 ヨコ軸 西暦または和暦を入れます。 タテ軸で入れたそれぞれの家族の年齢を記入します。 これから子どもが欲しい場合、自分の年齢と照らし合わせて0歳と入れましょう。 子どもは年齢だけではなく、小学校〇年などの学年も入れると入学や受験の時期などがわかるのでよいでしょう。 続いて、ライフイベントを入れ、それに掛かる費用をその下に入れていきます。 まずは、人生の三大出費である教育費・住居費・老後費用について入れるとよいですね。 その他、出産や車の買い替え、海外旅行、資格取得など自分や家族の夢や目標を入れます。 それぞれに掛かる費用を調べて入れましょう。 これで、いつ何にどれくらいの費用が掛かるのかがわかりました。 自分と家族の夢や予定、そしてそれらにかかる費用を1つの表にまとめることで、出費が重なる時期や総額でどれぐらいの費用が掛かるのかを把握することができます。 例えば、子どもの教育費が一番掛かる時期と住宅ローンの返済が重なると、資金繰りがうまくいくか不安になるかもしれません。 それをあらかじめ知っておくことで、いつが貯め時なのか、貯める金額や期間はどれくらいなのかを検討することができます。 また、行き当たりばったりではなく、動かせるイベントの予定は時期をずらしたり、優先順位の高いイベントを先に行ったりして調整することも可能になります。 子どもの進学について公立か私立かを考えたり、車の買い替え時期や車種の変更を検討したりするよい機会になるかもしれません。 更に収入を増やすために、妻の再就職や夫の副業など働き方を話し合うきっかけにもなるでしょう。 自分や家族の夢や目標を叶えるために作るライフイベント表。 限りある時間と資金で、次々と起こるできごとにも不安にならずにやりたいことを実現していくためには、人生におけるイベントとそれに掛かる費用の全体像を見る必要があります。 家族みんなが満足できる生活のために、ライフイベント表を活用し、マネープランニングを始めてみてはいかがでしょうか?
ライフプラン表
シミュレーションサイト
ライフプラン表の作り方
ライフプラン表の活用方法
まとめ