在宅勤務や外出自粛が続き、気になるのが運動不足という問題。
運動不足になると、体力が落ちたり、体重が増えたりするだけではなく、それによって身体に深刻な影響を与えてしまうことがあるのをご存知ですか?
しかし、運動不足が解消できれば、そのリスクを減らすことができるのです。
運動は続けなければ効果は得られません。
毎日の習慣にできるような簡単な方法を紹介します!
運動不足に気を付けよう
運動の必要性
健康を維持するためには、なぜ運動が必要なのでしょうか?
それは、食べ物から得られるエネルギーと、運動で消費するエネルギーのバランスが取れていることが健康のために必要だからです。
どんなに体に良い食事をしていても、得られるエネルギーを運動で消費しなければ、脂肪となって体に蓄えられてしまうのですから、気を付けたいですよね。
脂肪が必要以上に蓄積されると肥満となり、生活習慣病のリスクが高くなってしまいます。
また、運動不足になると筋力が落ちてしまい、疲れやすくなるだけでなく、年齢を重ねたときにバランスが取れず、転倒して骨折ということもあるのです。
こうしたことから、運動はとても重要なものと言えます。
運動不足になると起こるリスクとは?
生活習慣病
運動不足になると起こるリスクの1つは、肥満が原因となる生活習慣病です。
生活習慣病とは
- 糖尿病
- 高血圧
- 脂質異常症など
これらの病気は、発病してもすぐには自覚症状が現れません。
自覚症状は無くても、身体にはその影響が蓄積されていき、気が付いたときには心筋梗塞や狭心症、脳梗塞、脳出血といった深刻な病気になってしまう可能性があるのです。
生活習慣病はかつて、「成人病」と呼ばれていたのをご存知でしょうか。
以前は、加齢に伴ってかかりやすくなる病気と考えられていたからです。
研究が進むにつれて「成人病」は、食事や運動、睡眠などの生活習慣に関係していることがわかり、生活習慣病と言われるようになりました。
生活習慣を整えることで、防ぐことができる病気なのです。
最近よくいわれる「メタボ」とは?
メタボリックシンドロームの略で、生活習慣病の前段階のこと です。
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筋力低下
病気やけがなどで1週間寝込んでしまうと、体力や筋力が衰えてしまうのがわかりますよね。
日常生活で、洗濯や掃除、買い物や炊事をすることでも、筋力は保たれているのです。
加齢により筋肉量が減少すると、体力が落ちてしまうだけではなく、同時に骨量も減っていくので、骨粗しょう症になりやすくなります。
更に、身体のバランスを保つことが難しくなり、転倒して骨折をすると寝たきりになってしまうことも。
