死亡保険は入るべきはこんな人|保険を上手に選ぶコツも

死亡保険ライフスタイルの変化や、周囲のすすめなどで死亡保険に入ることを考える人は多いのではないでしょうか?死亡保険は、対象者(被保険者)が亡くなった時に、遺族に給付金が支払われる生命保険です。
万が一に備えられる一方で、「自分は入るべきなのか?」「たくさん種類があってよくわからない」「なんだか難しそう」と頭を抱える人も多い死亡保険。今回は、そんな死亡保険の基本についてご紹介します。

もしもに備えたい!死亡保険とは?

意外と知らない死亡保険のこと

そもそも死亡保険とは?

死亡保険とは、対象者が亡くなった場合に、そのパートナーや家族がお金を受け取れるものです。同じようなイメージを持つものが「生命保険」ですが、こちらは人の生死に関わる保障や担保の総称です。死亡保険はその一種で、名前通り、死亡に対して保障を受けるものとなっています。
家族ができたり、病気のリスクが高まる30代以上の世代が多く加入する傾向にあります。プランによっては、重度の障害を追った場合や、定期的な通院が必要な場合の保障が付属しているものもあります。

死亡保険にはどんな種類がある?

ひとえに死亡保険といっても、大きく分けて3種類からなります。

具体的には

  • 定期保険
  • 終身保険
  • 養老保険

以上の3つとなっています。

定期保険

加入時に期間を定め、その期間内のみ保障される掛け捨てタイプ

終身保険

期間を定めず、死亡するまで生涯保障が続きます。

養老保険

期間内に死亡した場合には死亡給付金が、死亡しなかった場合は満期給付金が支払われるものです。定期型と終身型のいいとこ取りとも言えるでしょう。

終身保険と養老保険は、死亡時以外にも掛け金が受け取れる点から、貯蓄を兼ねて加入する人も多いようです。

医療保険との違いは?

医療保険との違いは、お金を受け取るタイミングにあります。
医療保険は病気やケガなどで医療を受ける場合に給付金が受け取れます。それに対して、死亡保険はあくまで亡くなった場合に対しての保障であるため、医療を受けたタイミングではお金を受け取れません。
なお、プランによっては、死亡した場合の保障がついている医療保険や、医療特約がある死亡保険もあるので、契約する際には確認が必要です。

死亡保険のメリット・デメリット

死亡保険位に入るメリットとは?

死亡保険のメリットは、万が一の場合に、まとまったお金がすぐに手に入る点です。死亡した場合には、葬儀やお墓の用意などでたくさんのお金が必要ですし、養う家族がいればなおさらです。
コツコツ貯金するのも良いですが、貯めた分しか使うことができません。一方で、保険に入っておけば、例え短期間の加入だとしても大きなお金がすぐに受け取れるのです。



死亡保険に入るデメリットとは?

死亡保険のデメリットは、毎月決まった額の保険料を支払っていくという特徴があり、生活費を圧迫する可能性がある点です。
毎月の費用はプランや会社によってピンキリですが、持病があったり、年齢が高いと高額になる場合があります。その場合は、毎月支払うのが負担になってしまうかもしれません。
保険料を支払うために、生活をおろそかにしたり、健康に対してお金を使えないのは本末転倒です。自分の予算と掛け金、内容のバランスをとった選択が重要といえます。死亡保険

死亡保険の上手な選び方とは?

保険に入る目的や、ライフプランに合ったものを選ぶ

死亡保険に入る場合はまず、加入する目的や、今後のライフプランを整理しましょう。一例としては、小さな子供と妻の生活を維持させるために加入する場合、死亡時の保障だけでなく、病気で収入がなくなる場合に備えて、医療特約もセットするのが適切だ、などと考えていきます。
運営会社やプランはたくさんあるため、自分や家族に合ったものを選ぶことが大切です。

生活に合った保険期間タイプと保険料を選ぶ

保険料は毎月支払いを続けるものですので、無理のない支払いができるか、無駄にならないか確認が必要です。
一般的に、定期型よりも終身型の方が掛け金が高い傾向にあります。さらに、定期型の中でも10年区切りで掛け金が上がるものや、一生涯同額のものなどがあります。子どもの学費や生活費、住宅ローンとの兼ね合いを考え、生活の首を絞めない支払い方やプランを選びましょう。

定期的な保険の見直しも大切

保険は一度加入して終わりではなく、定期的に見直し、必要であれば切り替えることが重要です。子どもの進路や、家族の健康状態によって、ライフプランは変わっていくものです。また、日々新しいサービスが生まれていますので、定期的に適切なプランを見直すことで、保険料を下げられる可能性もあります。
自分で判断するのが不安な人は、見直しのための専用窓口や、Webサービスを利用してみるのも良いでしょう。死亡保険

まとめ

複雑で難しそうなイメージのある死亡保険について解説しました。万が一は誰にでも起こりうることです。死亡保険には、遺族を支えられる点のほかに、将来の不安をなくせる精神的なメリットもあるでしょう。
死亡保険と一言でいっても、そのプランや保険料の選択肢はさまざまです。自分のライフプランや保障を受ける目的を考えてみると、おのずと自分に合ったプランに出会えるはずです。


  • この記事を書いた人
  • 最新記事

IMA

みつけてINFOの管理者「IMA」です。みつけてINFOライターと共に、お金や生活に関する役立つ情報・知識を提供し、人生を賢く豊かに生き抜くための方法を伝えるサイトを目指しています。

-各種保険

© 2024 みつけてINFO Powered by AFFINGER5