消費者金融のカードローンを利用したいけれど、どこから借り入れたら良いのかわからないという方は多いのではないでしょうか。今回は、たくさんある消費者金融金融から、借り入れ先を選ぶ際に抑えておきたいポイントや知っておきたい情報を詳しく見ていこうと思います。
賢く選ぼう消費者金融
消費者金融選びのポイント
CMや広告、雑誌や駅前の看板などを通じて消費者金融を見かけたことがある方も多いと思います。多く存在する消費者金融から自分のニーズにあった借り入れ先を選ぶ際に大事なポイントを紹介していきます。
銀行グループに入っている消費者金融を選ぶ
消費者金融ですが、銀行のグループに入っている業者もあります。
銀行のグループに入っていることで、利用者にとっては「安心・信頼」感があり、グループの銀行口座があることもメリットです。グループの銀行口座を持っていることにより、契約手続きや口座振込がスピーディーに、またATM手数料が無料になるなどのサービスを受けることもできます。
商品名 | 提携サービスの一部例 |
---|---|
アコムのカードローン (三菱UFJフィナンシャルグループ) |
|
プロミスのカードローン (SMBCグループ) |
|
SMBCモビット モビットカードローン (SMBCグループ) |
|
サービス内容は一部抜粋例。記載された金融機関以外でも対応可能なサービスも含む
このように、グループの提携を生かしたサービスを受けることができます。すでに対象銀行の銀行口座がある場合は、銀行グループに入っている消費者金融を選択して見るもの良いですね。
自分のニーズを基準に選んでみる
消費者金融を選ぶ上で、多くの方が「金利」をまず浮かべるのではないでしょうか。金利はもちろんですが、その他にも借入方法や返済方法も消費者金融選びでは大事なポイントとなります。
コンビニATMはあるのか、WEBから借り入れはできるのか、など自分のニーズをまず考え、そこから自分にあった借り入れ先を見つけましょう。
消費者金融・商品名 | 契約機営業時間帯※ | WEB契約 | コンビニATM | 提携金融機関ATM | 口座自動引落とし | ネットキャッシング |
---|---|---|---|---|---|---|
アコムのカードローン | 9:00~21:00 | 融資まで | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
プロミスのカードローン | 9:00~21:00 | 融資まで | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
アイフル キャッシングローン | 9:00~21:00 | 融資まで | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
SMBCモビット モビットカードローン |
9:00~21:00(三井住友銀行ローン契約機) ※営業時間は店舗により異なります。 |
融資まで | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
レイクALSA | 8:00~24:00 | 融資まで | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
J.Score AIスコア・レンディング | - | 融資まで | ◯ | - | - | ◯ |
※曜日や店舗により、営業時間が異なる場合があります。各社の公式ホームページを必ずチェックしてください。
このように、消費者金融カードローンといってもそれぞれに違いがあります。大手消費者金融は、利便性の向上に力を入れています。無人契約機は消費者金融の特徴です。誰にも合わずに借り入れをしたい、というニーズに対応した形となっています。
最近では、カード発行はなく、スマホのアプリのみで申込みから融資までをおこなっている消費者金融も増えてきています。
借り入れの利便性や方法が自分のニーズにあっているか今一度確認してみましょう。
「最高金利」が低いところを選ぶ
カードローンを検討する際に、多くの人に重視・比較されるのは「金利」ではないでしょうか。
金利は「◯%~◯%」などと記載され、幅があります。
初めての利用は「最高金利」が適用される
金利には幅があり、「3.0%~20.0%(最低金利%~最高金利%)」と表示されます。基本的に、初めてカードローンを利用される方には「最高金利」が適用されることが多いようです。
金利は低いほど、返済総額は少なくなります。多額の借り入れは、返済期間が長引く・支払う利息負担も高いと予想されますので、できるだけ低い「最高金利」から選んで借り入れをおすすめします。
上限金利は「年率20%」
金融機関が消費者にお金を貸し出す「金利」は、法律で上限金利「年率20%」と定められています。上限金利は20%、貸付額に応じて15%~20%となります。
つまり、年率20%以上で貸付を行っている業者は法律違反となり、刑事罰が課せられます。
元金ごとの上限金利一覧
元金 | 上限金利 |
---|---|
10万円未満の場合 | 年20% |
10万円以上100万円未満の場合 | 年18% |
100万円以上の場合 | 年15% |
また、カードローン会社は利息を実質年率で表示することが法律で定められています。
・実質年率とは?
カードローンの月々の返済額に、元金と利息だけではなく、手数料や保証料などの諸費用をプラスして計算した実質上の金利のこと。
カードローン会社では手数料や年会費などはほぼありませんので、諸費用を含めた実質年利ですが、ほぼ元金に対するものと考えても良いでしょう。
返済方法で選ぶ
消費者金融を選ぶ際に、借り入れのことばかりが頭に浮かぶと思いますが、借り入れのあとには返済を必ず行わなければなりません。そのため、消費者金融選びの際には、返済プランと返済方法をしっかりと考慮しておく必要があります。
先程も述べたように、借入額が多いほど返済期間も長くなると予想されます。返済回数が多く、手数料もかかってきますので、なるべくコストを抑えた返済方法を選ぶということも重要になってきます。
返済方法の種類
返済方法はおおまかに分けて4つの方法があります。
- ATM返済
- 口座引き落とし
- ネットバンキングから返済
- 店頭窓口
1.ATMで返済
カードローン会社のATMを利用して現金を返済する方法です。ATMには自社ATMや、提携ATM、金融機関・コンビニ・駅のATMなどを利用することができます。
2.口座引き落としで返済
銀行口座から返済金額を自動的に引き落としが行われます。事前に引き落とし口座の登録をしなければなりません。返済期日までに、返済用の銀行口座に返済額を入金しておく必要がありますが、手数料が無料の場合が多く、返済忘れが心配な方にはおすすめです。
3.ネットバンキングなどを利用して返済
パソコンやスマホを利用してWEBから返済する方法です。時間帯や場所を選ばず、利便性の高い返済方法といえます。提携アプリでは、利用履歴もひと目で分かるので返済管理がしやすいと言えるでしょう。
4.店頭窓口で返済
カードローン会社の実店舗に出向いて返済する方法です。近場に実店舗がある場合、返済計画相談をしたい方は店舗スタッフと相談しながら返済を行うことができます。
自分のライフスタイルに合った返済方法を選ぶことで、不必要なトラブルや出費を避け、効率的に返済をすすめることができます。
必ずチェックしておきたいポイント
申込者が安全に、そして安心して利用できる消費者金融を選ぶことが重要です。借り入れの前に下記4つのポイントを確認しましょう。
貸金業の「登録番号」をチェック
正規の消費者金融は、財務局長または都道府県知事から貸金業の登録を受けています。消費者金融の店舗、またはホームページには「登録番号」が記載されています。この登録番号は、金融庁の登録貸金業者検索のページを利用すると確認できます。
注意点
違法業者の中には、架空の登録番号や、他業者の登録番号を不正に利用している場合があります。借り入れる前に金融庁の登録貸金業者検索ページでしっかりと確認しておきましょう。
金利は20%以下であるか
上限金利は出資法により、20%と定められています。つまり、20%以上の金利は違法ということです。違法に貸付を行った場合は処罰の対象となります。契約前にはホームページに記載されている貸付条件をしっかりと確認しましょう。
注意点
違法業者の中には、法外な金利や保証料、手数料などを「年利」「月利」などと表示して上乗せして請求してくる場合もあります。カードローンは利息にかかわる金利を「実質年率」として表示することが法律で定められています。
「激甘審査」「超低金利」などという宣伝文句は要注意
「激甘審査」「誰でも借りれる」「無条件・無審査」などという言葉を宣伝文句として使っている業者には要注意です。違法金融業者はこのような言葉で貸付を謳っていますが、返済能力のない方への貸付や無審査融資は法律で禁止されています。
金融庁のホームページをチェック
金融庁、日本貸金業協会のホームページでは違法な金融業者の情報を随時更新、公開しています。
違法業者の名前、所在地、電話番号はもちろんですが、勧誘手段や過去の情報も確認することができます。
まとめ
消費者金融の選び方について見てきました。消費者金融はのカードローンは、無担保・無保証でお金を融資してくれ、即日審査・即日融資にも対応しています。数多くの消費者金融の中から、自分のニーズ・ライフスタイルに合った消費者金融を見つけることがポイントです。消費者金融の利用を検討する際には、借入方法はもちろんですが、返済方法もしっかりと確認しておきましょう。
「金利」だけにとらわれず、安全な会社を選ぶことで安心して消費者金融を利用することができます。