外壁塗装を安く抑えるテク8選!最大で40万円もお得に?

外壁塗装「うちの外壁、お隣と比べるとボロくなったな・・・」

外壁塗装は家の第一印象を左右する大事なエレメントです。しかし、外壁は常に風雨にさらされているため劣化も年々進んでいきます。劣化が目に見えてきたら要注意、そろそろ外壁塗装を行う時期といえます。外壁塗装は家の外観だけでなく、家全体をグレードアップさせてくれます。

しかし、外壁塗装を行う最大のネックと言えば、大きな「費用」をどうするか?まとまった額のお金が必要となるため、悩まれる方が多いのではないでしょうか。

このページでは、費用の問題を解決する方法を解説したいと思います。

外壁塗装はなぜ高いのか?

外壁塗装が必要な理由

日本の住宅寿命は60年ほどと言われています。天災などで風雨にさらされ、家の見た目が年々魅力的ではなくなってきた、と感じている方も多いのではないでしょうか。

家の見た目=外壁塗装ですが、なぜ外壁塗装をする必要があるのでしょうか。外壁塗装は意外に大切な役割を果たしており、10年または20年毎に外壁塗装をすることで家の劣化による被害を抑える事ができると言われています。家の劣化は雨漏りや亀裂を引き起こす原因となりますが、外壁塗装を施工することで、リスクを最小に抑える事ができるわけです。

その点を考えても、外壁塗装はコスパが良く、プラスとして遮熱や断熱の効果があり、快適に生活するためにも必要な施工といえるでしょう。

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外壁塗装費用って実際いくらくらい?

外壁塗装の相場は戸建て住宅の坪数(※)によって変わってきます。

  • 20坪・・・40~70万円
  • 30坪・・・60~100万円
  • 40坪・・・80~130万円
  • 50坪・・・100~160万円

このように坪数の数字が高いほど、外壁塗装の値段も高くなります。

※坪数は「延べ坪」といわれる床面積から割り出した坪数で表記しています。

外壁塗装費用の種類は?

外壁塗装費用、と一言で言いますが、実はその費用は塗料だけではありません。

  • 足場代 40%
  • 人件費 25%
  • 塗料費 15%
  • 雑費  15%(仲介手数料など)

このようにいくつかの費用を総じて外壁塗装費用と呼んでいます。

その中でも「足場代」は外壁塗装費用の40%を占めています。外壁塗装を行うには足場が必要です。

足場の組み立てと解除を行うには資格が必要となっています。この資格は「足場の組立等作業主任者」という国家資格です。外壁塗装費用の見積もりの際には、必ず足場代を確認しておきましょう。この足場代がほぼほぼの出費と言えます。

外壁塗装足場

塗料を選ぶ際に注意したいこと

外壁塗装で悩むのは塗料ではないでしょうか。

塗料を選ぶ際には、費用、耐久性、特徴の3つを比較することが大事です。

外壁塗装業者では、塗料の特徴や費用を一覧として用意している業者がほとんどです。人気があるのは「ラジカル」「セラミック」「シリコン」の3種類ですが、自分のニーズ・お財布事情に合った塗料を比較してチョイスしましょう。

外壁塗装費を抑えたい!でもどうやったら割安にできる?

見積もりのテク

▶複数業者に頼む

見積もりは基本的に複数業者に頼むことをおすすめします。というのも、一つの業者だけで見積もりをしてもらった場合、比較することができないからです。

「どうせ似たり寄ったりの見積もり料金だろうな」と考えず、少なくとも2つ以上の業者から見積もりをしてもらいましょう。細かな料金の差やオプションの違いなどをしっかりとその目で見ることできます。

出してもらった見積もり書を比較して、「コチラの業者だといくら安くなるのですが」と言って価格を交渉することもできます。

▶地元の施工店をチェック

大手の施工店よりも地元企業を利用することで価格を抑える事ができる場合があります。大手業者は、下請け企業に施工を依頼する場合が多くあり、手数料が多くかかってしまいます。

大手にもメリットはあり、保証面では大手の方が体制が整っている場合が多いと言えます。

大手が良いか、地元企業が良いかはご自身のニーズに合わせて考える必要があります。

キャンペーンをチェック

インターネットや新聞広告などを通してキャンペーンを行っている業者も多くあります。外壁塗装を考えている方は、広告をチェックしてキャンペーン情報を要チェックしておきましょう。

見積書をしっかり読む

外壁塗装費用に限ったことではありませんが、「見積書」はしっかりと確認しておくことが大切です。

見積書には上で述べた塗装費用の内訳(塗装素材、塗装場所など)が細かく記されているはずです。「見積書を見てもどこにいくらかかってるかよくわからない・・・」という場合は、施工業者に問い合わせて説明してもらいましょう。

外壁塗装の施工時期を選ぶ

外壁塗装は主にお天気の良い、湿度の低い時期に行われます。春先、夏がメインで行うのが最適のようです。

そのため、梅雨や冬の時期はいわゆる閑散期で、外壁塗装費用が低めに設定されている場合が多くあります。繁盛期にはプラス料金を設定している業者もあるくらいですから、閑散期に施工を依頼するとお得かも知れませんね。

リフォームローンを活用

リフォームローンは、住宅の増改築や修繕をメインとしたリフォーム工事を行うときに利用することができるローンのこと言います。外壁塗装費用は大きな金額となりますので、できれば分割払いで行いたいと思う方も多いのではないでしょうか。

リフォームローンを利用する場合の金利は借入れ業者により異なりますが、2~5%ほどが平均のようです。

「ローン」ですので、ローン審査に通過する必要があります。審査に落ちてしまうと利用することはできません。

公的制度を利用

補助金制度を利用

外壁塗装には自治体の助成金、補助金制度があります。補助金制度を利用することで最大で20万円もお得に!

ご自身の住んでいる自治体にまずは問い合わせてみましょう。

住宅ローン減税を利用

最高で40万円お得!

住宅ローン減税は、現在住宅ローンに加入しており、かつ確定申告をするという方に当てはまる方法です。住宅借入金等特別控除、というシステムがあり、年末時点での住宅ローン残高の1%は所得税から控除されます。このシステムは外壁塗装や屋根の修理にも適用されます。

控除額は最大で40万円とされています。住宅借入金等特別控除にはいくつかの条件がありますので、利用したいと考えている方は施工業者に問い合わせてみましょう。

火災保険が適用されるかも?

あなたは火災保険に入っていますか?もし火災保険に加入している場合、外壁塗装費用の補償を火災保険を通して受けることができるかもしれません。

火災保険に加入している場合は、外壁塗装費用は保険適用対象であるか担当者に一度確認してみましょう。

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激安すぎる外壁塗装は要注意?!

外壁塗装費用をなるべく安く抑えたい、と誰もが思うものですが、激安商品には要注意する必要があります。

そもそも、外壁塗装は定額で行われるものではなく、対象の建物の築年数や劣化具合、オーナーの希望オプションなどにより金額が大幅に異なってくる商品です。そのため、見積もりが大事なステップとなるわけです。

価格が安い、という裏側には手抜き施工やのちのちオプションを強制追加されるなどという悪質な行為の所以というリスクも出てきます。

最近ではインターネットで「業者の口コミ」などを検索することも可能です。あまりに見積もりが安い業者はそういった口コミをチェックしてみるのも良いかもしれません。

外壁塗装

まとめ

外壁塗装費用を含め、コストを抑えたい!と思うのはみな同じです。コストを抑えるためには、複数業者から見積もりをもらい、価格交渉をしてみるのが第一歩です。

コストを抑える事を重点に置いている場合、DIYを考えてみるのも良いかもしれません。自分の家のことは自分でしたいという方もいるでしょう。失敗のリスクや雑費が多くかかりますが、得意な方はDIYも考慮してみましょう。

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