学生の場合でも、旅行や怪我などで急な出費が必要なこともあると思います。友達にお金を借りるのは極力避けたい、と思う方も多いのではないでしょうか。
そのような時に学生でも借りることができるカードローンがあるのをご存じでしょうか。正社員以外は借りることができないと思われがちなカードローンですが、学生でも契約可能なローンがあります。
今回は、学生向けのローンを紹介していきます。
学生で借り入れ可能なカードローン
学生がお金を借りるには?
学生がお金を借りる場合、ローンの種類は限られますが、以下の3つのローンについて今回は見ていきましょう。
3つのローン
消費者金融カードローン
消費者金融会社、という名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。テレビやCM、街頭、電車で広告を見かけると思います。
消費者金融と言えばカードローン、という位に個人がお金を借りる会社として有名です。
消費者金融の特徴
消費者金融は昔「サラ金」と呼ばれており、マイナスなイメージがありましたが、現在では法改正があり、マイナスイメージも払しょくされています。また、大手消費者金融の中には銀行のグループ企業として営業している会社もあり、より安心して利用することができるようになっています。
消費者金融の場合、学生でもアルバイトなどで定期的な収入がある場合は申し込みが可能となっています。申し込みもスマホから手軽に行うことができ、ローンの契約書類が郵送で届かない消費者金融もあります。周りに借り入れを知られたくない、という人には良いサービスですね。
こんな方におすすめ
- 銀行よりも借りやすいところを探している
- なるべく早く借り入れたい
- アルバイトで安定した収入がある
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銀行カードローン
銀行カードローンはその名の通り、銀行から借り入れるカードローンのことです。
銀行は消費者金融と比べると金利は低めの設定となっています。金利が低めとなると、審査は厳しめの傾向になります。
こんな方におすすめ
- なるべく低い金利でお金を借り入れたい
学生ローン
学生向けのローン商品のことをいいます。学生に特化したサービスで、銀行カードローンよりも審査通過しやすいと言われています。
学生ローンでは、借入可能額が少額の傾向があり、5万円~10万円程度が限度額の場合が多くあります。ネットでの申し込みにもまだ対応してない会社が多く、実際に店舗に出向いて契約する必要があります。
こんな方におすすめ
- 借入希望額が少額
- アルバイトの収入が多額ではないが融資を受けたい
学生ローンのメリット
ポイント
18歳以上から申し込みが可能
先ほど述べた消費者金融や銀行カードローンと違い、学生ローンの場合は親の同意書があれば満18歳以上から申し込みが可能なローンもあります。
満20歳以上の学生の場合は、消費者金融や銀行と同様で、親の同意書なしで申し込みをすることができます。
審査基準は低めの傾向
学生ローンは学生を対象としたローン商品であり、審査基準は銀行系カードローンと比較すると低めに設定されています。
審査のハードルは低めですが、誰でも融資を受けることができるわけではありません。
18歳以下の学生や、収入がない方は申し込み基準に満たないため、申し込むことができません。
スピーディーな手続き
学生ローンは、即日融資に対応しているケースもあります。即日融資を希望する場合は、当日中に申し込みから借り入れまで完了できるように気を付けましょう。
連絡の可能性が少ない
先ほども述べたように、学生ローンは借入限度額が5万円~10万円と少額です。そのため、在籍確認の電話なしで申し込みができるケースもあります。在籍確認が行われることももちろんあります。
SMBCモビットの場合は、WEB完結申し込みを利用した場合、職場連絡を省略してもらえます。
学生ローンのデメリット
ポイント
限度額が低い
学生ローンの借入限度額は、最大で50万円までと設定されています。
消費者金融、銀行系カードローンは借入限度額を数百万円以上に設定できるケースもあり、高額融資を希望する場合にはこの2つのローンも視野に入れておくとよいでしょう。
郵便物が届く場合がある
最近では郵便物のないWEB完結のローンもありますが、ローンの返済を延滞してしまうと、自宅に通知書などが届く場合があります。
返済をきちんと継続して行うのが理想ですが、なんらかの理由で返済が遅れそうな場合は、事前にカードローン会社に連絡を入れ、相談をしましょう。
店舗が少ない
学生ローンを取り扱っているカードローン会社は、消費者金融や銀行と比べると認知度は低く、店舗数も多くありません。
学生ローンは、返済方法によって手数料がかかる場合があります。なにかと手数料がかかるため、コンビニで借入れや返済をしたい場合は、消費者金融カーローンの利用も検討しましょう。
学生ローン比較
学生ローンも色々な種類があり、申し込みを行う際には自分のライフスタイルにあったものを選ぶ必要があります。
学生ローンを比較してみましょう。
学生ローン | 融資額 | 金利(年率) | 特徴 |
アミーゴ | 3万円~50万円 | 14.40%~16.80% |
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マルイ | 1万円~50万円 | 15.0%~17.0% |
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フレンド田 | 1万円~50万円 | 12.00%~17.00% |
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学灯社(ローンズ学灯社) | 1万円~50万円 | 16.50%~18.00% |
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学協 | 1万円~40万円 | 17.52% |
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トーエイ | 50万円まで | 15.0%~18.0% |
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友林堂 | 30万円
目的ローンの場合は50万円 |
12.0%~16.8% |
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Campus | 50万円以内 | 14.40%~16.80% |
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イーキャンパス | 学生は50万円まで | 14.5%~16.5% |
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学生ローンの注意点
注意ポイント 借入額は年収の3分の1まで カードローンは総量規制という法律により借入限度が制限されており、借り入れは申込者の年収の3分の1までと決められています。 借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐために設けられた新しい規制です。具体的には、貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合は、新たな借入れはできなくなる、という内容です。 例えば、年収300万円の方は、貸金業者から100万円までしか借りることができないということになります。 複数の貸金業者から借りている場合、全ての貸金業者からの借入れの合計が、年収の3分の1以内であることが必要です。年収の3分の1を超えている場合、新たな借入れはできなくなります。 例えば、年収300万円の方が、貸金業者Aに80万円の借入れがある場合、貸金業者Bからは、20万円(300万円×1/3-80万円=20万円)までしか借りることができません。 引用元:金融庁(総量規制について) 本人確認書類を必ず提出 学生ローンを契約する際は、本人確認書類が必要です。本人確認書類として提出が求められるのは 返済が遅れると信用情報機関に記録される 学生ローンも、他カードローンと同じく、返済遅れは致命的です。返済履歴は信用情報機関に登録、保管されています。信用情報機関に返済遅延などのマイナスな情報が記載されることを「信用情報に傷がつく」といいます。 信用情報に傷がつくとどうなる? 信用情報に傷がつくと5年~10年は登録内容がキープされます。毎月の返済日にはしっかりと返済をしましょう。 返済が遅れそうな場合は? そのような場合は、すぐにカードローン会社に事前連絡を入れましょう。場合によっては返済日の調整に応じてくれるケースもあります。 学生ローンについて詳しく見てきました。 学生ローンは審査のハードルが銀行に比べると低く、在籍確認なしで借入を行うことができるローンサービスです。しかし、デメリットももちろんあります。 借り入れの際には、自分のライフスタイルにあった学生ローンを比較、ローン商品の内容をよく確認し、しっかりと検討することで正しくサービスを利用することができます
まとめ